『カラマーゾフの兄弟 (3)』 フョードル・ドストエフスキー
- 作者: ドストエフスキー,亀山郁夫
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/02/08
- メディア: 文庫
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おお、ついに物語が動き出す。
ゾシマが死に、フョードルがついに殺害される。状況も、証言も、証拠も、動機もすべてミーチャが犯人だと告げているのだが、本人は無実を主張する。そして遂に予審が始まる。犯人は誰なのか?
って感じのストーリー。うん、文句なしにおもしろいな。次の巻はたぶん、いよいよ裁判が始まるに違いない。それぞれのいろいろな欲がこの事件を起こし、迷走させる。主人公アリョーシャは今回はほとんどでてこないけど、次の巻でのミーチャとの絡みに期待。