『かもめのジョナサン』 リチャード・バック

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)

かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)


昔のベストセラーです。世界でも大分売れた本。

主人公のカモメ、ジョナサン・リヴィングストンは、他のカモメ達が餌をとるために飛ぶことに対して、飛ぶという行為自体に価値を見出してしまう。ジョナサンは食事をするのも忘れ、速く飛ぶ事だけのために危険な練習を重ねる。そしてその奇行ゆえに仲間から異端扱いされ、群れを追放されてしまう。。。

短くて、随所にきれいな写真があってサクサク読めた。みんなに否定されながらもがんばって自分の道を進むジョナサンはすごいなって思いながら読みました。ちょっと調べてみると、宗教的解釈もできるみたいね。新興宗教の布教を彷彿する人も多いみたいで、いろんな宗教の幹部さんの愛読書とかにもなってたみたいね。

映画化もされてるけど、どんな映画だろ??カモメしかでてこないけどw