『世界を変えた100日』 ニック ヤップ

世界を変えた100日

世界を変えた100日

この本はすごすぎる。
歴史の変わる日を切り取ったその1枚は破壊力が大きいです。おぉーっと独り言を言いながらページをめくってました。戦争の悲惨さを見せる1枚は世界に訴えかけるものがあるし、発明や冒険の1枚は見ててドキドキわくわくした。


米大陸横断鉄道の完成やスエズ運河の開通、ベルリンの壁の崩壊はすごい迫力がある1枚だった。
ただ、残念なのは広島の原爆かな。原爆ドームに行ったとき見た写真はもっとすごかった。背筋がぞっとして、涙がでるような写真だった。この本に載ってる焼け野原もすごいけど、世界に訴えかける1枚が他にもある気がする。


個人的に感傷的になったのはチャレンジャー号の爆発事故の写真と米国同時多発テロの写真。ちょうど私が生まれた日の1面はこのチャレンジャー号の爆発事故の報道だった。母親が生まれた日の新聞を取っていてくれ、小学校の頃見せてもらった。米国多発テロの事件は高校生のとき。友達からメールが来て、テレビをつけたらすごいことが起こってた。もう、なんだかわからなくて、深夜遅くまでテレビを見てた。


そのほかにもすごい写真がいっぱいあった。うん、一度見てほしいかも。