『ナイン・ストーリーズ』 J・D・サリンジャー

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)


久しぶりのサリンジャー


著者が自ら選んだ短編集です。
バナナフィッシュにうってつけの日 ( A Perfect Day for Bananafish )
コネティカットのひょこひょこおじさん ( Uncle Wiggily in Connecticut )
エスキモー戦争の前夜 ( Just Before the War with the Eskimos )
笑い男 ( The Laughing Man )
小舟のほとりで ( Down at the Dinghy )
エズミに捧ぐ――愛と汚辱のうちに ( For Esmé with Love and Squalor )
愛らしき口もと目は緑 ( Pretty Mouth and Green My Eyes )
ド・ドーミエ=スミスの青の時代 ( De Daumier-Smith's Blue Period )
テディ ( Teddy )


「バナナフィッシュにうってつけの日」のラストはびっくりした。頭の中で???が占めてしまった。読み返して、サイト見て調べてみたけど、正確な答えはないみたい。
あらすじは
シーモアっていう主人公が小さい女の子にバナナフィッシュの話を聞かせます。バナナフィッシュはバナナが好物で食べすぎて穴からでられなくなるとかそんな話。で、女の子と話が終わり、ホテルの部屋に向い、銃で自殺する。
って話。脈絡もなく死んだんですけど。主人公と女の子の話の中にいろんな意味があるとかないとか?


笑い男」はこの話の中の物語のキャラ。
「愛らしき口もと目は緑」はたぶん、浮気の話。ある男から、電話がかかってきて、妻の浮気の相談を受ける。主人公は男を落ち着かせて、まず寝ろ、みたいなアドバイスをします。しかし、その浮気相手とは実は主人公。で、うまくかわしたと思っていた矢先、男から電話がかかってきます。「妻が帰ってきた」と。
ほ、ホラー?そこで終わっちゃうからいろいろ想像はできるけど、正直よくわからない。
「テディ」は、んー?って感じ。


他は斜め読みしたり、うとうとしながら読んでたからあまり記憶ないやー。また、読みなおそう。