水車館の殺人

水車館の殺人 (講談社ノベルス)

水車館の殺人 (講談社ノベルス)


綾辻行人館シリーズ第2巻。
推理作家の島田潔が、建築家の中村青司の館「水車館」を訪れることから物語りは始まる。この水車館の主人は高名な画家の息子で資産家である。そして去年の同じ日、水車館では奇妙な事件が起こった。一人がバルコニーから落ち、一人がバラバラにされ焼却炉焼かれる、画家の絵がなくなって一人が消失した。そして、今年、また同じ日が訪れる。


んー、微妙な感じ。前作の「十角館の殺人」に比べると大分見劣りする。構成は前回と同じような感じ。いろいろな視点が交互に動くような感じ。これは好みだけど私は好きじゃない。トリックも犯人もわかり易いし、私でも7割がた当たってた。犯人もばっちり。てことで、私評価はちょっと低いかなー。