水車館の殺人
- 作者: 綾辻行人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/01/28
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
綾辻行人の館シリーズ第2巻。
推理作家の島田潔が、建築家の中村青司の館「水車館」を訪れることから物語りは始まる。この水車館の主人は高名な画家の息子で資産家である。そして去年の同じ日、水車館では奇妙な事件が起こった。一人がバルコニーから落ち、一人がバラバラにされ焼却炉焼かれる、画家の絵がなくなって一人が消失した。そして、今年、また同じ日が訪れる。
んー、微妙な感じ。前作の「十角館の殺人」に比べると大分見劣りする。構成は前回と同じような感じ。いろいろな視点が交互に動くような感じ。これは好みだけど私は好きじゃない。トリックも犯人もわかり易いし、私でも7割がた当たってた。犯人もばっちり。てことで、私評価はちょっと低いかなー。