チーム・バチスタの栄光(下)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)

チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)


調査に行き詰った主人公は病院長に相談する。そして、ついに登場する厚生労働省の役人、ロジカルモンスター?の白鳥。白鳥が現れ、新たに聞き込みを開始する2人。現場を?人を?荒しまくる白鳥とそれによって現れるチーム・バチスタの新たな一面。そして、事件は思わぬ展開へ・・って感じのストーリー

白鳥の論理展開は非常に面白い。そして、もうワトスン役になり下がってる主人公。キャラクターの立ち具合もこの小説の面白さを際立ててると思う。
推理、トリック?などは医療系の話で正直わからないけど、それでも面白かった。なぜ、26人連続成功していた奇跡のチーム・バチスタが失敗したのか?そして、成功する28人目の患者。29、30人目が死んで成功した、31人目。死んだ患者と成功する患者の違いは?衆人環境の中行われた殺人なのか?それともたまたま不運が重なっただけなのか?加速する物語に、ページをめくるスピードが止まりませんでした。
面白かったですよ。