カシオペアの丘で(上)

カシオペアの丘で(上)

カシオペアの丘で(上)


県立図書館で読書してきた。てことで、初、重松清作品。ついでに2008年度本屋さん大賞ノミネート作品。なぜか、上巻なのに泣きそうになってた(図書館で)。文章がものすごく悲しいような雰囲気をかもし出してる。
子供の頃のすれ違い、約束の遊園地。自身の癌。妻の不倫相手に子供を殺され、自殺を考える人。遊園地の閉鎖の決定。親や祖父の確執とそれに翻弄されてきた人生。子供の頃約束をした4人とその周りの人が、閉鎖が決定した遊園地「カシオペアの丘」に集まってくるまでを書いたのが上巻でした。
みんな、解放されたい、許されたい、贖罪したい…のように感じた。これはもう、下巻を読まないと…