老人と海

老人と海 (新潮文庫)

すごい本だった。
なんというか、自然とか焦燥とか淡々と書かれているのがすごい。

キューバの漁師の主人公が遠くの沖で４日にわたる死闘の末、カジミマグロを捕まえることができた。しかし、帰りの航路の途中、何度も鮫に襲われ、獲物が食われていく…って話。

ヘミングウェイの本は初めて読んだんだけど、圧倒されてしまった。
[http://dain.cocolog-nifty.com/myblog/:スゴ本で
≫ヘミングウェイ「海流の中の島々」を薄めて「老人と海」になったカンジ。「海」はノーベル賞もらうために抜粋したんちゃうか… ヲッと脱線
って書いてあったんだよね。
もしかすると、海流の中の島々はもっとおもしろい？
ついでに、ヘミングウェイはノーベル文学賞ももらっています。
そして、老人の海の後自殺してるんだよね。
世界大戦から、キューバ危機につながる過程で、いろいろ精神的な疲労があったのかも？ライオンの夢はそういった心理描写のようなきがする？っと思ってしまいました。違うと思うけど。
違うのも読んでみようかな？

そういえば、この本開いているときに、研究室で
「お、俺も中学校の時、この本読んだ。ちょうど、ホームステイ先に行ってバスに乗ってるとき老人と海の舞台の海を見ながら、読んだ！」って言われた。
部屋のベットの上で読んでる私とスケールが違いすぎるｗ