車輪の下

車輪の下 (新潮文庫)

車輪の下 (新潮文庫)


ゆとりの読書ライフ。
てことで、車輪の下


ちょっと、斜め読みをしてしまったんですけど…
ラストが壮絶でした。


学校やら人間関係やら期待やらの車輪に押しつぶされそうになる、主人公。
神学校の禁欲的な生活の中、勉強より大切なもの?生や性?みたいなものを見つけるんだけど、
友人関係すら縛ろうとする教育の中で病気になってしまう。
で、地元にもどって、生活するんだけど、周りの人は働いてたりで…


社会にあまり関わる機会がない(関わろうともしてないけど)、私の生活にはちょっと被るとこあるが気がして、
地元に戻ってからの生活がすごくぐさっとする感じだった。


で、最後が壮絶であっけないというか…
ちょっと、いろいろと考えさせられる作品でした。